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2013.05.14 08:11|カテゴリ:健康問題全般コメント(1)

家畜に乱用される抗生物質!人よりも動物に抗生物質を多く使用している!耐性菌と畜産産業の問題


皆さんは動物に大量の抗生物質が使用されていることをご存知でしょうか?
以下の農林水産省作成の資料によると、人に使用されている抗生物質は約520トン(1998年度)に対して、動物関連の抗生物質総使用量は約1290トン(2001年度)にも達していることがわかります!
(動物治療薬約1060トン、飼料添加物約230トン)


☆農林水産省:抗生物質と耐性菌
URL http://www.maff.go.jp/j/syouan/johokan/risk_comm/r_kekka_iyaku/h151110/pdf/031110_giji.pdf

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この動物への大量の抗生物質の使用は、いわゆる「耐性菌」という抗生物質に抵抗力を持った強い菌を生み出してしまったりしています

特に問題なのが食用家畜への抗生物質の使用です。

家畜への抗生物質の使用によって、家畜体内で抗生物質耐性菌が増加する可能性が考えられます。

そして、そのような耐性菌が付着した畜産物を食べることで、人の体内で抗生物質耐性菌が繁殖し、その結果、治療に使われる抗生物質が効かなくなる可能性が考えられるのです。

以下は抗生物質使用による耐性菌の危険性を指摘している情報です。


☆家畜への抗生物質投与、耐性菌出現の要因に 米学会
URLhttp://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2829128/7798791

引用:
【9月19日 AFP】成長を促進し疾病を予防するために家畜に与えられる薬剤が、抗生物質に耐性を持つ菌が出現する主な原因になっている可能性がある―。米シカゴ(Chicago)で18日に開催された第51回抗菌剤・化学療法学術会議(Interscience Conference on Antimicrobial Agents and Chemotherapy、ICAAC)の年次会合で、微生物学者らがこのような発表を行った。
:引用終了

☆動物用抗生物質の使用状況と耐性菌の出現:東京大学 名誉教授 唐木 英明
URL http://medical.radionikkei.jp/abbott/final/pdf/050401.pdf

引用:
●耐性菌と医療上の問題●
抗生物質は非常に有用な薬なのですが、これを使うと、必ず耐性菌が発生します。
実際に、1941年にペニシリンが実用化された数年後には、すでにペニシリン耐性菌が出現しま
した。

その対策のために開発されたメチシリンにもメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(いわゆるMRSA)が出てきました。こうして1960 年代以後、耐性菌は医療上の深刻な問題として取り上げられるようになりました。

耐性菌問題を解決するためには、耐性菌の発生を抑えなければならず、このために医療
現場での抗生物質の使用を必要最小限に抑えることが大事です。

たとえば、ほとんどの風邪はウイルスが原因なので、風邪には抗生物質は効きません。だから、風邪の患者さんには原則として抗生物質を出さないように、という指針が小児科関連学会から出されたことはご存知のとおりです。

また、発生してしまった耐性菌が別の患者さんに感染しないようにすることも大事で、院内感染を防止する手段をとることが病院の常識になっています。
:引用終了

☆食物 -抗生物質漬けの食肉-
URL http://kusuri-jouhou.com/nyuumon/food.html

引用:
 成長促進剤
動物に飼料を与えるとき、成長促進剤を混ぜることがあります。

現在、成長促進剤はヨーロッパで禁止されています。WHOは「抗生物質を成長促進剤としての使用を禁止する」という方針を表明しています。しかし、まだ日本では抗生物質が含まれる成長促進剤を使用しています。

成長促進剤がなぜいけないかというと耐性菌の問題があるからです。抗生物質が効かない。つまり、病気になってもその病気が治らなくなります。これでは薬はもう薬でありません。

このような耐性菌が病院だけではなく農場からも検出された例が多くあります。これは動物が病気にかかったときに使用する抗生物質の影響もありますが、多くは成長促進剤に含まれる抗生物質の影響によるものと考えることができます。

飼料に含まれる抗生物質の量はごくわずかです。少ないから大丈夫ではないかと思うかもしれません。しかし、実際はこの量で十分耐性菌が発生します。

また、量が少ないので細菌を完全に殺すまでには至りません。つまり細菌は徐々に抗生物質に慣れていき、耐性を獲得することができる理想の状態となるのです。このようにして、農場からも世界で最も恐ろしい菌が検出されるようになりました。
:引用終了


しかも、厄介なことに、アメリカの研究などによると、家畜の排泄物は肥料として畑に撒かれることが多いため、家畜の排泄物に含まれている薬剤成分などが、そのまま野菜などに含まれてしまっている場合があるというのです。


☆野菜に家畜の糞尿経由の抗生物質含有の疑い
URL http://www.worldwatch-japan.org/NEWS/worldwatchreport0610.htm
 

引用:
家畜に投与された抗生物質が鶏肉・豚肉・牛肉などの畜産物に残留しているだけでなく、野菜からも検出されていることが、ミネソタ大学の最近の研究で分かった。

抗生物質を与えられた動物の排泄物をそのまま畑にまいた場合、薬剤成分がトウモロコシ、キャベツ、ネギといった作物に吸収されるおそれがあるという。
:引用終了


つまり、家畜→排泄物→野菜、土とあらゆる場所に耐性菌が広まっていく恐れがあると言えるでしょう。実際、家畜との関連性はわかりませんが、耐性菌の被害にあったという報道は調べてみると結構出てきます。

☆多剤耐性菌に11人感染 川場の病院で男性1人死亡
URL http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120809/CK2012080902000182.html


また、家畜への抗生物質投与は「肥満を助長する可能性がある」という研究報告もあります。


☆家畜への抗生物質投与が「肥満を助長した可能性あり」
URL http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/0433de7274f42254b19e9c4b2dd43b1b

引用:
Livestock antibiotics 'could have contributed to human obesity'
(家畜への抗生物質投与が「肥満を助長した可能性あり」)
By Nick Collins, Science Correspondent
Telegraph: 7:39PM BST 22 Aug 2012
Farmers may have played their part in the obesity epidemic by fattening their livestock with antibiotics, a study suggests.

農家が抗生物質を投与して家畜を肥育したことにより、肥満の蔓延に関与していた可能性があることが研究によってわかりました。

By altering the fine balance of gut bacteria which influence our metabolism, even small amounts of the drugs entering the food chain could have caused obesity rates to rise, researchers claim.

我々のメタボリズムに影響を与える腸内バクテリアの微妙なバランスを変えることで、食物連鎖に入り込む僅か少量の薬品でも、肥満者の割合を上昇させた可能性があると研究者等が主張しています。

Although the use of antibiotics on farms is now banned in the EU due to the risk of germs becoming drug-resistant, it was commonplace in the 1950s and is still permitted in the US.

細菌の薬物耐性を持つ危険性があるため、EUでは現在、農家での抗生物質の使用が禁止されています。
しかし、1950年代には一般的に使用されており、米国では今でも許可されています。

Prof Martin Blaser of New York University, who led the study, said: "The rise of obesity around the world is coincident with widespread antibiotic use, and our studies provide an experimental linkage.

本研究を率いたニューヨーク大学のマーティン・ブレイザー教授は次のように語りました。
「世界中での肥満者の増加と抗生物質の使用蔓延は時期的に一致しており、我々の研究は実験的な関連性を示している」

"It is possible that early exposure to antibiotics primes children for obesity later in life."

「子供の頃から抗生物質に触れていると、成長してから肥満になる体質になる可能性がある」

For decades farmers in Britain and around the world fed low doses of antibiotics to cattle, sheep, pigs and chickens because the drug caused the animals to gain weight.

低容量の抗生物質を投与することで体重が重くなるので、英国国内外の農家は何十年にも亘ってこれを牛、羊、豚、鶏に食べさせてきました。

In the new study, researchers studied the effects of penicillin and other common antibiotics on weaning mice, using doses similar to the non-medical amounts used by farmers.

研究者等はこの新しい研究において、離乳マウスに対するペニシリンなどの抗生物質の影響を調査しました。
投与量は、農家のように医療とは無関係な量にしました。

Their results, published in the Nature journal, showed that the drugs altered the balance of bacteria in their gut, causing metabolic changes which led them to gain 10 to 15 per cent more fat than untreated mice.

ネイチャー・ジャーナルで発表された研究結果によれば、薬品によりマウスの腸内バクテリアのバランスが変化して、何も投与されなかったマウスよりも10-15%太らせるような代謝変化を引き起こしたそうです。

Although antibiotics were already known to cause weight gain, the role of gut bacteria in causing the effect was previously unclear.

抗生物質による体重増加は既に知られていますが、影響を生じるに当たっての腸内バクテリアの役割はこれまで明らかになっていませんでした。

Co-author Dr Ilseung Cho said: "By using antibiotics, we found we can actually manipulate the population of bacteria and alter how they metabolise certain nutrients.

論文の共著者であるイルスン・チョ博士はこう言います。
「抗生物質を使って、バクテリアの数と特定栄養素の代謝の仕方を実際に操作出来る、ということがわかった」

"Ultimately, we were able to affect body composition and development in young mice by changing their gut microbiome through this exposure."

「最終的に、幼いマウスに抗生物質を投与することで、その腸のミクロビオームを変えることにより、検体の身体組成と発育に影響を与えることが出来た」

A related study published earlier this week by the same authors showed that young children who had taken small amounts of antibiotics were more likely to have higher amounts of body fat.

今週先に発表された、同じ研究者による関連研究論文は、少量の抗生物質を摂取した幼い子供は体脂肪率が高くなる可能性が高いとしています。

Prof Brendan Wren of the London School of Hygiene & Tropical Medicine, who was not involved in the study, said: "The role of the composition of our gut microflora is increasingly recognised as being important and has been linked to inflammatory bowel disease, metabolic disorders, immunity and obesity.

ロンドン衛生熱帯医学大学院のブレンダン・レン教授は、同研究には関与していませんが、次のように語りました。
「腸内微生物叢の構成の役割の重要性が認知されつつある。炎症性腸疾患、代謝病、免疫、肥満といった疾患と関連している」

"Indiscriminate use of antibiotics for livestock (often used to fatten animals), not only promotes the spread of antibiotic resistance, but can get in our food chain and affect the homeostasis of our gut microflora."

「家畜に対して無差別に抗生物質を用いることは(肥育のためによく行われている)、抗生物質耐性の広がりを助長するだけだが、我々の食物連鎖に入り込むことや腸内微生物叢のホメオスタシスに影響することはあり得る」

Dr Cormac Gahan, of University College Cork, added: "These studies support an emerging body of evidence linking gut bacteria with the development of obesity.

コーク大学のコーマック・ガハン博士は続けてこう付け加えました。
「腸内バクテリアと肥満の発生の関連性を示す証拠が多数明らかになりつつあるが、これらの研究はそれらの証拠を裏付けている」

"Other research has identified specific subgroups of gut bacteria that play a role in energy extraction from the diet and influence the production of hormones in the host. Disrupting this finely balanced ecosystem clearly has consequences for host metabolism and weight gain."

「別の研究では、食品からエネルギーを抽出し宿主のホルモン生成に影響を与える役目を持った腸内バクテリアのグループが特定された。この微妙なバランスのエコシステムを阻害することは、明らかに宿主の代謝に影響を与えて体重を増加させている」
:引用終了


正直、このような抗生物質の危険性を見ると、家畜などへの抗生物質投与には何らかの制限を設けるべきでは?と思わずにはいられません。

欧州ではこの問題を重く見ており、かなり前に規制する法律が出来ています。

☆欧州議会、飼料添加物としての成長促進抗生物質禁止案を採択
URL http://www.juno.dti.ne.jp/tkitaba/foodsafe/news/02112501.htm


日本も欧州のように、この問題に真剣に取り組んでほしいと思います。それこそ、将来に凄い強い耐性菌が出現してからでは、手遅れになる可能性がありますので・・・。

と言っても、コストなどの面で、抗生物質を避けるのは難しいのかもしれません。
現在の畜産の大半は、狭い場所に押し込んで育てているので、動物たちのストレスが激しく、免疫力も大きく低下しています。

そのため、感染症が発生しやすい環境になっており、抗生物質が手放せない状況になっているのです。つまり、肉を大量生産する限りは、どうしても避けるのが難しい問題なのです。

私が思うには、狭い日本は食肉をするような環境ではないのだと思うのです・・・。昔の日本で肉食が禁じられていたのが分かるような気がします。

肉については耐性菌以外にも数多くの問題がありますので、いずれ他の記事も書く予定です。


☆生命の叫び 畜産産業の実態 1/2


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発展途上国に比べて先進国だけの病気があるので、先進国だけの原因があるのか?
アメリカのマク○○ルドが腐らなさ過ぎると米メディアであったそうです。
http://s.ameblo.jp/aiai7wakuwaku/entry-11450810417.html
日本のマク○○ルドはどうなのか?あまりにも腐らないと不気味。大工場で大規模で作れば安くなるがもし薬がいろいろ入っているなら、、。食べ物の商品は特殊で、体の「中」を通る商品。
[ 2013/05/14 12:08 ] [ 編集 ]
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