【もしも津波が起きたら?】津波のときのリスクや逃げ方、今からできる対策や準備を検証

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津波は地震によって引き起こされます。なので、基本的には地震が起こった時にいかに津波を想定して避難できるかどうかがカギになります。

この記事では、津波の際の避難方法や注意点、何を準備しておけばいいのか、対策はあるのか、検証していきたいと思います。

備えあれば憂いなし、です。ここに掲載している情報が少しでもみなさんの役に立てば、と思います。

【とにかく逃げる】必要なものを事前に用意しておいて、それを持ってとにかく高いところへ逃げる

津波は大地震のときだけではなく、規模が比較的小さい地震の時でも発生します。基本的には震度4以上の地震が起きた時は避難が必要、とされていますが、それより規模が小さい地震のときでも、海側には絶対に近づかないようにしましょう。

逃げる場所はとにかく高い場所。東日本大震災時に、宮城県山元町の中浜小学校の屋上に避難した市民が助かった、という出来事がありました。

当時の津波の高さは約10メートルで、2階建ての校舎の屋上近くまで浸水したのです。

これを考えると、3階建て以上の建物に避難した方がいいように思います。ちなみに、海岸を利用する人は、事前に「津波避難ビル」や「津波避難タワー」などの建物をチェックしておくといいでしょう。

東日本大震災の甚大な被害を受け、最近では津波の危険がある場所ではあらゆるところに「津波注意」のための標識や目印が設置されています。

こういったものを日頃から確認しておくことは非常に大事でしょう。

そして、とにかく急いで逃げることです。津波のスピードは信じられないくらい早く、甘く見ているとすぐに飲み込まれてしまいます。

【日頃から防災グッズをそろえておく】ハザードマップの確認と非常時の防災グッズ

ハザードマップの確認

津波の危険がある海辺近くに住んでいる人、または旅行でそういった地域に滞在する人は、必ずハザードマップを確認し、どういう経路で避難すべきか、そして避難場所があるのか、必ず確認しましょう。

また、家族が離れ離れになったときのために、緊急の連絡先を共有しておくことも大事です。

防災グッズは必ず一箇所 (リュックサックなど) にまとめておき、すぐに持っていけるようにしておきましょう。

防災グッズとして備えておくべきものの例を以下紹介しておきます。

  • 現金・預金通帳
  • 携帯型ラジオ (乾電池式が望ましい)
  • 懐中電灯 (こちらもUSBなどではなく、乾電池式がいい)
  • 水とドライフードなどの非常食
  • ファーストエイドキット
  • 最低限の衣服 (寒い時期は防寒着も)

百貨店などに行くと、防災コーナーのところにこのような防災グッズ一式をまとめて売っているところもあります。そういったものを購入しておくのもいいでしょう。

オンラインでも、アマゾンでこのようなアイリスオーヤマの防災一式セットが販売されています。